京都の街の中も、桜がすっかり見頃を迎えました!
市中各所に植えられている桜の木々は、どれも満開で、春風にちらちらと舞う桜吹雪の素敵な風情に、京都の街は包まれています。
その、満開を迎えた頃のある夕刻、夕焼け空と桜が美しさを競い合っている様子がとても印象的であった、春の疏水の夕景でした。
弊社近くの、冷泉通(れいせんどおり)。
歩道は桜のトンネルとなっていて、既に咲かせられるだけの花を目いっぱいに咲かせた桜の木で、桜色のグラデーションも美しいトンネルの風情を、道往く人々が楽しみながらそぞろ歩いていました。
花と葉が一緒に出てくる桜の木もあり、これはこれで、緑のアクセントが綺麗ですね♪
疏水を遊覧している十石船が、のんびり通り過ぎていきました。
水上から見上げる満開の桜…さぞ素晴らしい眺めなのでしょうね!
いつか乗ってみたいです。
桜の花の、明るい西日が当たっている部分と影の部分とが、とても鮮やかなコントラストとなっていて、見応えがありました。
疏水べりを、みやこめっせ近くまで歩いてきました。
疏水に沿った桜並木は、正に咲きこぼれんばかりに花をつけ、春爛漫な景色を描き出しています!
日暮れ時の気持ちの良い青空には、お月様が浮かび、とても情緒的な眺めをしばし鑑賞していました。
疏水の水面に覆いかかるような、勢いを感じる満開の桜。
満開の姿が映る水面も、桜色に染まって見えます。
朱色の橋の欄干との取り合わせも、華があっていい眺めですね!
その、朱色の欄干の橋の上から、今度は疏水の西の方角を眺めます。
疏水べりの右側に建つのは、国立近代美術館です。
美術館の壁の色と桜の花の色とが同系色で、桜が見難くなってしまいました(汗)
この日の夕方は快晴で、西の空は、素晴らしい茜色に染まっていました。
疏水の水面も、その印象的な彩りを纏います。
茜から青への美しいグラデーションの大空を、飛行機雲が流れ星のような軌跡を描いていきます。
このような雄大で清々しい風景には、見とれずにはいられません。
夜桜を演出する、ライトアップの照明も、既に点灯していますね。
赤みを帯びた、西日の光がまだ辺りを支配している中、照明に照らされた桜の花は、日中よりもピンク色が濃い目に見えました。
のんびり撮影しながらの散策、時刻は刻々と過ぎてゆき、少し前まで青が残っていた空の色も、グラデーションのトーンが微妙に変化していました。
朱を一段と強めた低い空のカラーに、視線が釘付けとなりました。
点灯した街灯も、辺りの情感をグッと盛り上げます!
昼から夜への変わり目、仄かに哀愁を帯びながらも華やぎを感じる短いひと時。
実に京都らしく感じた彩りの風景を堪能することができた、春の夕暮れでした♪
桜の時期の京都は、道路という道路が大渋滞(汗)
今回歩いた岡崎公園周辺へは、渋滞知らずの地下鉄利用が便利です。
国立近代美術館まで、京都市営地下鉄東西線の「東山」駅下車、徒歩約10分です。
更に、弊社物件の
パレス二条からですと、二条通を東へ5分程歩くだけの近さです!